検査・治療

皮膚腫瘍や皮疹の診断の補助として、3-5ミリの円筒状のメスを用いての皮膚採取(生検)による病理検査を施行いたします。皮膚腫瘍の小さなものなど、当院で対応可能なものは施行いたします。大きなものや悪性が疑われるもの、抗凝固薬内服中、整容的・機能性的に問題となりやすい箇所など、はじめから形成外科や総合病院での治療のほうが適当と考える場合はそのようにご案内させていただきます。少し時間がかかりますので、検査についてご説明後、処置日や午前の診療時間後などに、日を相談しての予約制での実施となります。

当院では、治りにくい痒い湿疹（痒疹）アトピー性皮膚炎、乾癬、白斑、脱毛症等に光線（紫外線）治療を行っております。紫外線は、外用の次の追加の一手として、上記を代表とするさまざまな疾患に効果的なことが示されています。院長もこれまで紫外線治療を多くの施設で行い、有効性を感じております。当院では全身型ナローバンドUVB機器を置いており、広い範囲に短時間に照射可能です。

化粧品や金属かぶれ、難治性の手湿疹などの原因精査にパッチテストを行っております。背中にアレルゲンを貼付（パッチ）したまま２日間過ごし、反応が出るかを2日後、3日後、１週間後、１ヶ月後に観察します。汗をかかないような時期に行います。歯科金属アレルギーについても精査致しますので、近隣の歯科の先生はどうぞお問い合わせください。診察と検査についてご説明後、貼付日に関しては、処置日や午前の診療時間後などに日を相談しての予約制での実施となります。